トピック
    Bybitオプションのご紹介
    bybit2024-10-24 09:04:20

    オプションは、デリバティブ取引の一種で、原資産をあらかじめ決められた価格と日時で売買する権利を購入者に与えるものです。この権利を得るために、購入者はプレミアムを支払ってコールオプションまたはプットオプションを保有する必要があります。

     

    オプションの販売者は、購入者がオプションを行使することを決定した場合、購入者から原資産を購入、または購入者に対して原資産を売却する義務を負います。販売者はその義務を負う代わりに、オプションの販売者として購入者からプレミアムを受け取ります。




    Bybitオプション

    Bybitオプションは、USDCで証拠金決済されます。  そのため、ベンチマークの設定やリターンの計算が簡単です。現金決済によるヨーロピアンオプションを提供しており、次のような特長があります。

     

    • ヨーロピアンオプションは、満期時にのみ権利行使することができます。
    • 原資産の現物交付は必要ありません。
    • Bybitのヨーロピアンオプションは、満期日になると自動的に行使されます。
    • 決済時には、最終決済価格と行使価格の差によって、オプションのペイオフが決定されます。最終決済価格は、オプションの満期30分前の平均インデックス価格を用いて計算されます。
    • 現在、USDCオプションは統合取引アカウントでのみご利用いただけます。






    オプション取引のメリット

    • リスク管理と高い収益性:オプションはリスク管理に適しており、また、無限の利益を獲得できる可能性があります。投資判断を誤った場合は損失を抑えることができ、逆に正しい場合は高い利益を獲得することができます。オプションのレバレッジにより収益を増やすことができ、プットオプションは価格の下落に対するリスクヘッジとなります。
    • 多様な戦略:数種類のオプションを組み合わせることによって取引戦略を最適化でき、さまざまな市況に対応して利益を生み出すことができます。
    • 資金調達量や強制決済の心配無用:オプションの購入者は、ポジションの強制決済のリスクや資金調達料の負担を避けることができます。コスト効率が高く、低リスクの取引手法のため、予測不能な市場変動に対する予防策となります。それに対し、オプションの販売者は強制決済のリスクに備える必要があります。






    オプション検索、かんたんオプション取引、プロモードの違い

    オプション取引における3つの取引ツールの違いは、次の表をご参照ください。

     

    オプション検索

    かんたんオプション取引

    プロモード

    概要

    「オプション検索」と「かんたんオプション取引」は、初心者の方のための入門ツールです。使いやすく簡単にオプション取引を開始できます。過去のデータを活用することで、時間をかけずに発注でき、収益の機会を増やします。

    「プロモード」は経験豊富な方に適した取引ツールです。オプションチェーン、発注や高度なレバレッジ設定機能など取引機能が充実しています。

    利用対象者

    - オプション取引が初めての方 

    - 経験豊富な投資家の取引をモニターしたい方

    - オプション取引が初めての方

    - オプションに関する予備知識がある方

    - オプション取引の経験がある方

    対象のオプション契約

    人気のあるオプション契約 


    注:24時間の高い取引高、未決済建玉などのさまざまなデータに基づいたオプション契約が推奨されます。

    すべてのオプション契約

    すべてのオプション契約

    オプション取引の方向

    購入 

    購入 

    購入または販売

    オプション取引の種類

    コールオプションとプットオプション

    コールオプションとプットオプション

    コールオプションとプットオプション

    特長

    - 高い取引高、未決済建玉などのさまざまなデータに基づいた人気のオプション契約を推奨します。 


    - 経験豊富な投資家の取引を追跡できます。


    - 操作しやすいインターフェースです。

    - オプションの収益性、費用や値動きに関する重要な情報を提供します。


    - オプション契約に関する理解が簡単に深まります。 


    - 包括的な損益分析を正確かつ迅速に提供します。

    - オプションチェーンの機能がご利用いただけます。


     - シングルレッグまたはマルチレッグ注文に対応しています。


     - 包括的かつカスタマイズされた損益分析を提供します。 


    - 独自の取引戦略に合わせてカスタマイズした注文を作成できます。




    取引を開始する前に、主要なオプションの用語を学びましょう。

     

    用語

    定義

    コールオプション

    コールオプションは、原資産の価格が上昇すると投資家が予想する場合によく使用されます

    プットオプション

    プットオプションは、原資産の価格が下落すると投資家が予想する場合によく使用されます

    原資産

    売買する権利/義務の対象となる資産

    行使価格

    オプションを行使する場合に、売買する権利/義務を有するあらかじめ定められた価格

    満期日

    オプション契約が終了する日

     

    注:Bybitでは、オプション契約のシンボルは、「原資産、満期日、行使価格、オプションの種類(C=コール、P=プット)」で構成されています。

     

    例えば、「BTC-8NOV23-32000-P」は、行使価格32,000ドルのBTCのプットオプションで、2023年11月8日に満期を迎える、と表しています。

     

    詳細はこちら

    よくある質問(FAQ) — USDCオプション契約

     

    Bybitオプション契約の取引データの詳細は、こちらをご覧ください。






    コールオプションとプットオプションの特性の理解

    コールオプションでは、購入者は原資産の価格が行使価格を上回ると予想し、販売者はそうならないと予想します。逆に、プットオプションの購入者は原資産の市場価格が行使価格を下回ると予想し、販売者は下回らないと考えます。

     

    受渡し価格と行使価格の関係がオプションの購入者と販売者の意思決定にどのような影響を与えるかについて、以下の表を参照してください。

     

    オプションの種類

    購入者

    販売者 


    コールオプション

    最大利益:無制限

    最大損失:支払ったプレミアム

    最大利益:受け取ったプレミアム

    最大損失:無制限

    受渡価格 ≥ 行使価格 

    権利行使される

    売却義務あり

    受渡価格 < 行使価格

    期限切れ 

    履行義務なし

    プットオプション 

    最大利益:行使価格-プレミアム


    最大損失:支払ったプレミアム



    最大利益:受け取ったプレミアム

    最大損失:行使価格+プレミアム

    受渡価格 ≤ 行使価格

    権利行使される

    購入義務あり

    受渡価格 > 行使価格

    期限切れ

    履行義務なし






    オプション注文の種類

    オプション注文は4種類あります。コールの買い、コールの売り、プットの買い、プットの売りの4種類です。

     

    例1

    2023年11月開始時点のBTCの市場価格は35,000ドルです。山田さんは月末にはBTCの価格がもっと高くなると考えていますが、田中さんはBTCの価格が下がると思っています。そこで、以下のオプションを建てます。

     

    • 種類:コール
    • 行使価格:37,000ドル
    • 満期日:2023年11月30日
    • 原資産:BTC

     

    山田さんは価格1,000ドルのコールオプションを購入します。つまり、契約満期時に1 BTCを37,000ドルで購入する権利を有します。一方、田中さんはコールオプションを売却します。

     

    シナリオA:満期時のBTCの決済価格が40,000ドルの場合

    • コールオプションを購入:山田さんがコールオプションの権利を行使し、3,000ドルの利益を得ます(40,000ドル-37,000ドル)。プレミアム1,000ドルを差し引くと、2,000ドルの純利益となります。
    • コールオプションを売却:田中さんは行使価格37,000ドルでオプションを売却する義務を果たす必要があり、3,000ドルの損失が発生します(37,000ドル-40,000ドル)。受け取ったプレミアム1,000ドルを差し引くと、田中さんの合計損失額は2,000ドルとなります。

     

    シナリオB:満期時のBTCの決済価格が34,000ドルの場合

    • コールオプションを購入:この場合、山田さんはコールオプションに支払ったプレミアム1,000ドルを失います。
    • コールオプションを売却:田中さんは義務を果たす必要がなく、プレミアム1,000ドルを得ることができます。




    例2

    2023年12月1日にBTCが38,000ドルで取引されているとします。田中さんは月末にはBTCの価格が下がると予想していますが、山田さんは上がると考えています。そこで、以下のオプションを建てます。

    • 種類:プット
    • 行使価格:37,000ドル
    • 満期日:2023年12月31日
    • 原資産:BTC

     

    田中さんはBTCのプットオプションを価格800ドルで購入します。つまり、田中さんは契約満期時に1BTCを37,000ドルで売却する権利を有します。逆に、山田さんはプットオプションを売却します。

     

    シナリオA:満期時のBTCの決済価格が35,000ドルの場合

    • プットオプションを購入:田中さんはプットオプションを行使し、2,000ドルの利益を得ます(37,000ドル-35,000ドル)。プレミアム800ドルを差し引くと、1,200ドルの純利益となります。
    • プットオプションを売却:山田さんは行使価格35,000ドルのプットオプションを売却する義務を果たす必要があり、2,000ドルの損失が発生します(35,000ドル-37,000ドル)。受け取ったプレミアム800ドルを差し引くと、山田さんの合計損失額は1,200ドルとなります。

     

    シナリオB:満期時のBTCの決済価格が39,000ドルの場合

    • プットオプションを購入:この場合、田中さんはプットオプションに支払ったプレミアム800ドルを失います。
    • プットオプションを売却:山田さんは義務を果たす必要がなく、プレミアム800ドルを得ることができます。
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