ここでは、出金依頼の送信ができない場合のよくある理由について説明します。
1. 預け入れた資産がロックされている
預け入れた通貨が利用可能残高に追加された後、ブロックチェーン上での取引確認が出金のロック解除に必要な回数に達するまで、一時的に出金停止となり、ロックされたUSD相当の入金を引き出したり、資金調達アカウントに振替したりすることができなくなります。下の画像のように、資産がロックされていることを伝えるポップアップ通知が表示されます。
必要な取引確認の回数は、ブロックチェーンによって異なります。各通貨の必要な取引確認回数は、入金画面でご確認いただけます。
ロックされた資産と、出金のロック解除に必要な取引確認の回数は、現物取引履歴→入金でご確認いただけます。
2. 「暗号資産を購入」プラットフォームで資産がロックされている
アカウントにリスクや異常が検出された場合、「暗号資産を購入」タブより購入した資産の出金が一時的にロックされます。資産が「暗号資産を購入」プラットフォーム上でロックされている場合、下のようなポップアップ通知が表示されます。
購入した資産がいつ出金可能になるかを確認するには、資金調達アカウント→履歴→暗号資産の購入を開いてください。
3. 入力したアドレスに誤りがある
入力したウォレットアドレスが選択したチェーンタイプと一致しない場合は、出金依頼を送信することができません。選択したチェーンタイプまたは入力したウォレットアドレスが正しいことをご確認ください。不明な場合は、受け取り側にウォレットアドレスとチェーンタイプをご確認ください。
4. 出金先タグまたはメモがない
選択したネットワーク(例:XRP、EOSなど)がタグまたはメモに対応している場合、出金先アドレスがタグまたはメモを必要とするかどうかを確認する必要があります。システム側でタグまたはメモが必要なアドレスだと判断した場合は、出金依頼を行う前に、出金先タグまたはメモを入力する必要があります。タグまたはメモが正しく入力されない場合、資産は失われてしまいます。
5. 24時間の出金制限
アカウントおよび資産の安全確保のため、次の操作を行った場合は24時間の出金制限が設けられます。
1. アカウントパスワードの変更またはリセット
2. 登録した携帯電話番号を変更する
3. メールアドレスの変更または無効化
4. アカウントで新規アドレスの出金制限機能の有効化または無効化
5. Google認証システムの無効化またはリセット
6. ファンドパスワードの変更または無効化
7. KYC情報を別のアカウントに転移した
8. アカウントを自動再有効化する
9. パスキーの削除
出金とみなされるアクションには、暗号資産オンチェーン出金、内部振替、法定通貨出金、Bybitカード取引、P2P取引(売買注文の両方)が含まれます。出金制限が解除されるまで、出金依頼ができませんのでご注意ください。
注:24時間出金制限は、P2P機能にも適用されます。
6. 出金上限額を超えている
Bybitでは本人確認(KYC)レベルに基づき出金上限額を設けています。出金したい金額に応じて、必要なレベルの本人確認(KYC)を完了する必要があります。
本人確認(KYC)レベル |
本人確認なし |
標準個人KYC |
高度な個人KYC |
1日の出金上限額* |
<=20,000 USDT |
<=1,000,000 USDT |
<=2,000,000 USDT |
月間出金限度額** |
100,000 USDT |
制限なし |
制限なし |
*1 日の出金限度額は 0000 UTC ごとに更新されます。
**月間出金限度額は、毎月1日の0000 UTC ごとにリセットされます。
注:すべてのトークンの出金限度額は、USDT相当額に従います。
詳細は次のページをご参照ください。
7. 出金額が利用可能残高を超えている
利用可能残高を超えた出金はできません。出金額が依頼した出金額よりも少なかった場合、次のような理由が考えられます。
-
資産がアクティブ注文に使用されている。アクティブ注文をキャンセルして現物アカウントへ資産を振替えることで、希望する額を出金できるようになります。
-
ボーナスの出金はできません。
8. 出金額が最低出金額を下回っている
出金額が、最低出金額に満たない場合は出金ができません。最低出金額は、チェーンタイプの選択後に出金画面から確認することができます。
9. 出金が停止されている
ウォレットのメンテナンスまたはネットワークのアップグレードにより、出金が一時的に停止されることがあります。他のネットワークを選択することで、資産を出金できます。もしくは、時間をおいてから再度お試しください。サービス再開時に通知を受け取れるよう設定することも可能です。