強制決済価格は、1倍より高いレバレッジをかけた場合にのみ適応されます。インデックス価格が強制決済価格に達した際にポジションは強制決済されます。

流動性提供者には、各注文が正常に送信された約5分後、プロダクトプランが始まる際に正確な強制決済価格が算出されます。私の流動性から強制決済価格をご確認いただけます。

 

強制決済価格の計算

取引者Aが以下の流動性をプールに提供すると仮定します。

流動性プール： ETH/USDT

元本：6,000USDT 

レバレッジ：2倍 

インデックス価格：3,000USDT = 1ETH 

取引者の流動性：12,000USDT

 

計算式

強制決済価格 = 1.05 × インデックス価格 × [(取引者の流動性 − 元本)/取引者の流動性]²

この場合、以下の計算により強制決済価格は787.5USDTとなります。

1.05 × 3,000 × [(12,000 − 6,000)/12,000]² 

ポジションが強制決済される場合には、自己資金投資はすべて失われる可能性があることにご留意ください。USDTをさらに追加することで、レバレッジを下げて流動性リスクを最小化することが可能です。 

注意：レバレッジ2倍の場合を例にすると、流動性マイニングの強制決済価格は参入価格の1/4で、デリバティブ契約は参入価格の1/2です。したがって、流動性マイニングのリスクはデリバティブ契約より低いといえます。

USDT契約の強制決済価格の計算方法について詳しくは、強制決済価格（USDT契約） をご参照ください。

 

レバレッジを下げる方法 

ステップ1：私の流動性ページからその他→レバレッジを下げるをクリックして、「レバレッジを下げる」のページへ移動します。

 

ステップ2：レバレッジを下げたい流動性プールを選択し、価額を入力します。

ステップ3：新たな強制決済価格を確認してから、確認をクリックするようにしてください。

追加されたUSDTは流動性プールには提供されず、賃貸分の支払いに充当されます。つまり、取引者の投資元本は増えますが、流動性はそのまま変わらないということになります。

なお、追加できるUSDTの最大価額は、レバレッジにかかる賃貸額です。最大価額を追加した場合、お客様のポジションのレバレッジは1倍まで下がります。