ここでは、ApeX Pro×Bybitでの取引方法を順を追って説明します。
ウォレットの接続
ApeX Pro x Bybitで取引をする前に、Bybit WalletをApeX Proに接続し、ApeX Accountに入金する必要があります。
手順 1: Bybit アカウントにログインします。 ナビゲーションバーの Web3 からDEXをクリックし、ApeX Pro取引ページに進みます。
Bybit Walletを作成していない場合は、ウォレットの作成をクリックしてください。
手順 2: 次に、 Bybit Walletログインをクリックし、Bybit WalletとApeX Proを接続します。
Bybit WalletとApeX Proの接続に成功しました!取引を開始するには、入金をクリックし資金を振り替えてください。入金方法の詳細は、 How to Deposit and Withdraw Coins To/From ApeX Pro Accountをご参照ください。
取引ペアの選択
左上端よりお好みの取引ペアを確認し、選択することができます。
注文の発注
ApeX Proでは、指値注文、成行注文、条件付き注文など数種類の注文をご用意しています。各注文の種類については、Order Typesをご参照ください。
BTCUSDC 指値注文を例に取り、注文方法を見てみましょう。
手順 1: 指値を選択し、注文価格、注文数量(あるいは注文価格)を入力し、指値注文を発注します。注文数量は基本通貨で、注文価格はUSDCで表示されます。
パーセンテージやパーセンテージバーを使って注文数量を決めることもできます。例えば、50%を選択するとシステムは 利用可能残高の± 50%を使用して注文を発注します。
ApeX Proはクロスマージンモードを使用します。デフォルトのレバレッジは20倍で、現在のところ調整はできません。つまり、最大20倍のレバレッジで現在の契約を取引できる一方で、ポジションの有効なレバレッジは、ポジションの価値と総資本に依存します。
例えば、アカウントに100 USDC 持っており、現在 BTC価格は10,000 USDCです。レバレッジ20倍で、100 USDCで 2,000 USDC価値の BTCUSDCポジションを建てることができます(手数料は含まない)。また、利用可能残高の半分 (50 USDC)で、1,000 USDC価値のBTCUSDCポジションを建てることもできます。この場合、実効レバレッジは、1,000/100 = 10倍のレバレッジとなります。実効レバレッジが高いほど、強制決済リスクは高くなります。
手順 2: また、注文の有効期間を指定するためのtime-in-force(有効期間)オプション(FOK、GTT、IOC注文)など、高度な指値注文条件を設定することが可能です。さらに、Post-OnlyやReduce-Onlyでの執行条件を追加することで、注文をさらにカスタマイズすることができます。
手順 3: ポジションの方向を選択します。 ロングポジションを建てるには買い/ロングを選択、ショートポジションを建てるには売り/ショートを選択します。
現在、ワンウェイモードのみ対応しており、ロングまたはショートポジションのいずれかのタイプのポジションのみ保有することができます。例えば、0.001 BTCロングポジションを保有しています。その後、さらに 0.003 BTCのショートポジションを建てました。代わりの0.002 BTCのショート注文が発注されると、既存の0.001 BTCロングポジションは先に決済されます。
ポジションの確認
注文が約定すると、ポジション欄から保有ポジションを確認することができます。
ポジション欄の詳細を見てみましょう。
1. ポジション
すべてのポジションを表示するをクリックすると、異なる契約ペアの既存保有ポジションを確認することができます。各契約ペアでは、それぞれのポジションの実効レバレッジを確認することができます。
2. 数量と価格
ポジションの注文数量と価格を表示しています。注文数量は基準通貨で、注文金額はUSDCで表示されます。
3. エントリー価格
ポジションの平均エントリー価格を表示します。
平均エントリー価格 = USDCでの合計契約額/合計契約数量
USDCでの合計契約額T = [(数量1*価格1) + (数量2*価格2) + (数量3*価格3)....]
4.オラクル価格
オラクル価格は、外部の独立したノードサービスプロバイダーからデータを取得し、強制決済価格とポジション証拠金を計算するために使用されます。推定強制決済価格は、レバレッジと証拠金に左右されます。オラクル価格が強制決済価格に達すると、ポジションは強制決済されます。
5. 強制決済価格
クロスマージンモードでは、利用可能残高が0になり、ポジション証拠金が維持証拠金レベルまで減少すると、ポジションが強制決済されます。オラクル価格が強制決済価格に到達すると、ポジションは強制決済されます。
6. 未実現損益 (%)
これは、最終取引価格とポジションの平均エントリー価格の差を取ることで、既存のポジションの未実現損益を示します。これには手数料は含まれていませんのでご注意ください。
取引手数料や資金調達料を考慮した実現損益を確認するには、実現損益タブまたはこちらをクリックしてください。
7. 利食い/損切り
利食い(TP): 指定した利益レベルに達すると、ポジションを決済します。
損切り(SL): 指定した価格に達した時点でポジションを決済することで、相場が不利に動いた際の損失を軽減することができます。
TP/SLの設定方法は、 Take-Profit & Stop-Lossをご参照ください。
8. クローズバイ
指値注文または成行注文での決済を選択し、決済数量を入力します。
以下の方法にてポジションを決済することができます:
1. ポジション欄のクローズバイ機能を使う
2. TP/SL注文を設定してポジションを決済する
3. 注文ゾーンで反対方向の reduced-only注文を発注する
実現損益と注文履歴の確認
ポジション決済後、 Dashboard → 注文から実現損益と注文履歴を確認することができます。
1. 実現損益
実現損益 = 未実現損益 − 取引手数料 − 資金調達料
取引手数料 = ポジション参入手数料 +ポジション決済手数料
実現損益履歴では、発生したすべての手数料を考慮した実現損益が表示されます。手数料欄を参照し、情報アイコンをクリックすると、取引手数料の詳細を確認することができます。資金調達料は、資金調達タブで発生したフ資金調達料を確認することができます。
2. アクティブ
アクティブタブでは、約定待ちの指値注文が表示されます。
3. 条件付き
条件付きタブでは、トリガー待ちの条件付き成行注文と条件付き指値注文が表示されます。トリガーされると、成行の場合は約定タブへ、指値注文の場合はアクティブタブに移動します。
4. 約定
約定タブは各注文の取引履歴を表示します。1つの注文に複数の約定記録がある場合があります。
5. 注文履歴
注文履歴は、ApeX Proで発注された未約定、約定済み、トリガー済みあるいはキャンセルされたすべての注文が表示されます。各注文の約定履歴は、詳細をクリックしてください。
詳細は、 ApeX Pro FAQをご参照ください。注文に関するご質問や問題がある場合は、こちらのガイドに従ってApeX Proカスタマーサポートにお問い合わせください。