機関投資家や大口投資家向けの約定・決済の合理化、大規模な取引における流動性の向上、スプレッド取引の促進を目指して、BybitはParadigmと提携いたしました。Paradigmは大規模な暗号資産取引を売り手と買い手が1対1で直接行う相対取引(OTC)を自動化するプラットフォームです。
ブロック取引とは?
ブロック取引は、相対での交渉による大口取引のことです。Paradigmのブロック取引プラットフォームでは、現物、契約、オプションに加え、任意の取引を複数組み合わせて実行することが可能であり、それらは、Bybitの取引板外での取引が認められています。取引相手双方が合意に達すると、Paradigmは証拠金を計算してBybitの取引プラットフォームに送信し、さらに取引の実行や決済などの業務を要請します。
Paradigm API取引を行うための要件は何ですか?
以下の2つの要件を満たす必要があります。
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法人確認を完了する必要があります。
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Google二段階認証を有効化します。
注意:Bybitのアフィリエイトは、Paradigm API取引をご利用いただけません。
通常のAPI取引とParadigm API取引の違いは何ですか?
Paradigmは、ブロック取引注文のマッチングに特化した専用APIを持っており、これは多くのオンラインで公開されているAPIが対応している注文発注のロジックとは若干異なります。
ParadigmのAPIコードはどこで取得できますか?
APIコードは必要ありません。お客様は、Paradigmのウェブサイトまたはアプリの取引ページから直接発注していただけます。Paradigmでのお取引方法については、Paradigmの24時間年中無休のカスタマーサポートにお問い合わせください。
Paradigm API取引で対応しているプロダクトは?
すべてのインバース型契約(無期限および先物契約)、USDT無期限契約、USDC無期限契約、USDCオプション契約に加え、現物取引にも対応しています。但し、レバレッジトークン、証拠金取引、OTCレンディングには対応していません。
Paradigm API取引には手数料が掛かるのですか?
Paradigmでの取引に伴う手数料は掛かりませんが、Bybitでの取引と同様の手数料が発生します。手数料の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
資産の預け先はBybitですか、それともParadigmですか?
お客様の資産はBybitでお預かりいたします。
Paradigm API取引には、どんなPCシステムまたはソフトウェアが必要ですか?
詳細につきましては、Paradigmの24時間年中無休のカスタマーサポートにお問い合わせください。
発注可能な最小注文サイズと最大注文サイズはどれくらいですか?
注文数の制限は、プロダクトによって異なり、以下の通りです。
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発注時の価格制限は何かありますか?
デリバティブ契約の場合、その価格がBybitデリバティブ取引プラットフォームのマーク価格の5%を超えることはできません。現物市場では制限はありません。
取引時間に制限はありますか?
24時間年中無休でお取引いただけますが、9:00、17:00、1:00(いずれも日本時間)には大量の注文が決済されることから、注文に遅延が生じたり、30秒以内に注文が拒否される場合があります。
Paradigm API取引は、成行注文、指値注文、条件付き注文、利食/損切注文に対応していますか?
ブロック取引は、取引相手同士が合意した価格と数量でデリバティブまたは現物取引を行う相対取引であるため、条件付き注文やトリガー注文には対応していません。詳細につきましては、24時間年中無休のParadigmカスタマーサポートにお問い合わせください。
Paradigmは、アイスバーグ注文、OCO注文(一方約定、他方キャンセル)、IOC注文(即約定またはキャンセル)、ブラケット注文、トレーリングストップ注文など、高度な注文形式に対応していますか?
Paradigm API取引では、高度な注文形式には対応していません。
レバレッジは最大何倍まで対応していますか?
取引ペアごとに、対応する最大バレッジが設定されています。詳細につきましては、契約詳細のリスク制限の項目より、リスク制限ページをクリックしてください。
Paradigm API取引の必要証拠金はどれくらいですか?
必要証拠金は、Bybitのプラットフォームによって異なります。詳細につきましては、こちらをご覧ください。
Paradigm API取引は、マージンコールに対応していますか?
はい、マージンコールに対応しています。
マージンコールを受け取った場合、口座に入金するまでどれくらいの猶予がありますか?
その時の市場次第となります。Paradigmは、市場が極端に変動した場合には、ポジションを強制決済する権利を留保しています。
強制決済のプロセスについて教えてください。
強制決済のプロセスの詳細につきましては、以下をご参照ください。
損切などのリスク管理ツールはありますか?
いいえ、お客様はご自分のお取引のリスクに対して責任を負うことになります。
ブロック取引の注文はBybitの取引板に記載されますか、それともOTCで取引されますか?
ブロック取引はOTCで執行されるため、これらの注文はBybitの取引板には記載されず、Bybitの取引履歴 (ウェブページおよびアプリ) にも記載されません。ただし、API を介してそれらを確認できます。
Paradigmの取引板はBybitのものと同じですか?
いいえ、取引板は異なります。すべてのブロック取引は、Paradigmの取引板に送られます。Bybit はブロックの決済および強制決済機能のみを容易にします。したがって、これらのブロック取引はBybitの取引板には記載されません。
BybitまたはParadigmが取引相手となるのですか、 それとも取引毎に外部の取引相手が存在するのですか?
Bybit/Paradigm は、お客様同士のお取引の円滑化を図るだけであり、いかなる取引の取引相手となることは決してありません。
Bybitは顧客と一緒に取引するのですか?
Bybit/Paradigm は、お客様同士のお取引の円滑化を図るだけであり、いかなる取引の取引相手となることは一切ありません。
取引相手がどのブローカーを利用しているか特定することはできますか?
はい、お客様は取引相手のブローカーを閲覧することができます。
不測の事態により取引が中断された場合、終値と始値はどのように決定されるのですか?
その場合は、インデックス価格がマーク価格として使用され、始値と終値が決定されます。
Paradigm API取引が対応可能な1秒当たりの注文数は何件ですか?
Paradigmは、お客様が発注または実行可能な注文の数を制限することはありません。但し、Paradigmにはマッチングおよび非マッチングエンジンのリクエストに レート制限 があり、その制限に達すると、お客様に対しHTTPステータスコード429が送信されます。詳細につきましては、Paradigmの24時間年中無休のカスタマーサポートまでお問い合わせください。
注文が拒否されるのはどのような場合ですか?
ポジションを建てるための必要証拠金の残高が不十分である場合には、注文が拒否されます。
取引中に問題が発生した場合には、どうすればよいですか?
アカウント登録やAPIキーの設定など、アカウント関連の問題が発生した場合には、Bybitのアカウントにログインし、画面右下隅のカスタマーサポートのアイコンをクリックして、Bybitライブチャットサービスにてお問合せいただくか、あるいは、こちらのフォームをご記入ください。
注文の履行やキャンセルなど、技術的または取引関連についてのご質問は、Paradigmの24時間年中無休のカスタマーサポートまでお問い合わせください。
注文を送信した後の変更またはキャンセルは可能ですか?
お取引に関するお問い合わせは、Paradigmの24時間年中無休のカスタマーサポートにお問い合わせください。
間違ったパラメータで発注してしまい、しかもキャンセルできない場合はどうしたらよいですか?
お取引に関するお問い合わせは、Paradigmの24時間年中無休のカスタマーサポートにお問い合わせください。
取引に紛争が生じた場合、仲裁機関はありますか?
仲裁者はいません。Bybitは取引の紛争について徹底した調査を行い、個々の事案に対して最終決定を下す権利を留保しています。
取引に紛争が生じた場合、どのような監査証跡の明細を提供する必要がありますか?
Paradigmが関与するすべての注文、取引記録、顧客情報が参照の対象となります。
BybitまたはParadigmが倒産した場合、顧客の資金/通貨は保護されますか?
お客様の資産は、Bybitのウォレット・アドレスに保管されています。元本保証の取り決めはありません。
税務当局と顧客の取引内容を共有しますか?
いいえ、Bybitがお客様の取引履歴を税務当局と共有することはありません。