Fantom 価格
ftm
市場データ
FTM:日本円のチャート
2024年11月21日の時点で、全世界の暗号資産の時価総額は1.97Bドルで、過去24時間の変動率は+2.68%です。FTMの現在の価格は0.70156ドル、過去24時間の取引高は--ドルになっています。FTMの過去24時間の変動率は+2.74%で、循環供給量は2.80B FTM、最大供給数量は3.17B FTMです。FTMの時価総額は第64位で、過去24時間の高値(2024年11月21日の時点)は0.704096ドル、過去24時間の安値(2024年11月21日の時点)は0.645533です。
FTMの最高値は?
FTMの過去最高値(ATH)は、2021年10月28日に記録された3.46ドルです。
FTMの最安値は?
FTMの過去最安値(ATL)は、2020年3月13日に記録された0.00190227ドルです。
Fantom(FTM)について
ファントムとは?
ファントムはイーサリアムの代替として開発されました。有向非巡回グラフ(DAG)を用いて、分散性やセキュリティを損なうことなく高いスケーラビリティを実現したスマートコントラクトプラットフォームです。ファントム独自のアーキテクチャにより、レイヤー1のプロトコルとしては珍しく、即時決済が可能です。また、ネットワーク手数料が低いことも特徴で、あらゆる取引にかかる手数料を最小限に抑えています。
ファントムは、高性能な分散型アプリケーション(DApps)を構築したい開発者や、ブロックチェーン技術を業務プロセスで活用したいと考えている企業にとって、非常に魅力的な選択肢です。ファントムプロジェクトを統括するFantom Foundationは、シンガポールに本部を置く団体です。ファントムと他のブロックチェーンネットワーク間の通信を可能にする相互運用性ソリューションを提供し続けています。
FTMとは?
ファントムのネイティブトークンで、FTMというティッカーで流通しています。2019年にBinance Launchpadで取引が開始されました。それ以降、Bybitなどの大手暗号資産取引所に上場しています。
ファントムはDAGを用いたアルゴリズムの変種であるラケシスを活用しているおかげで、1秒間に処理できる取引件数については、イーサリアム(15TPS)やイオス(4000TPS)といった他のスマートコントラクトプラットフォームよりもはるかに多い、約10,000TPSであると公表しています。
また、ファントムのFTMトークンの取引では、プラットフォームの中核となるコンセンサスレイヤーを活用し、最高水準の取引速度を維持しながらセキュリティを保証します。非同期コンセンサスが可能なファントム独自のコンセンサスアルゴリズムにより、取引の検証を並行して行うことができ、ネットワークのスケーラビリティを大幅に向上させることができます。
FTMはステーキングすることもできます。通常、FTMのステーキング期間が長いほど、多くのFTMを獲得することができます。取引を始めるには、最低10FTMをステーキングする必要があり、200万が上限となります。FTMのAPY(年間利回り)は4.72~14.45%で、ステーキング期間は14~365日間です。
FTMの使用用途
FTMはファントムのネットワークの運用のために使用されており、プラットフォーム上で新しいスマートコントラクトを作成したりDappをデプロイする際に必要となります。FTMは暗号資産取引所で取引でき、商品の購入やサービス利用時に使用することもできます。
FTMはバリデーターや開発者といったネットワークに貢献する参加者に対するインセンティブとしても使用されています。バリデーターは、ネットワーク上の取引を検証し、正当性を確認することで、新たに発行されたFTMという形で報酬を獲得できます。開発者は、ファントム上に構築したDAppから発生する取引手数料の一部を受け取るという形でインセンティブを得ることができます。
FTMの価値は、ファントムのネットワークが分散型であり、世界中のバリデーターが運営するノードの分散型ネットワークによって成り立っている点にあります。ファントムは分散型であるため、セキュリティや攻撃に対する耐性が高く、検閲のないネットワークの維持を保証しています。
FTMの価格とトークノミクス
FTMの最大供給数は31億7500万枚に制限されています。2022年8月19日現在、FTMの価格は約0.31ドルです。FTMの流通枚数は合計で約25億5000万、最大供給量は約31億8000万です。うち60%は一般販売で購入でき、20%はエコシステムの成長をサポートするためにFantom Foundationが保有、20%は戦略的資産として保有されることになっています。
バリデーターへの報酬として新たなトークンが発行されるため、FTMの総供給量は徐々に増加することが見込まれます。しかし、インフレ率を徐々に下げることで、新しく発行されるトークンが総供給量に占める割合が徐々に減少します。この仕組みは、FTMの価値が時間の経過とともに希薄化しないよう設けられています。
ファントムの創業者は?
現在のFantom FoundationのCEOでもあるMichael Kong博士は、2018年にファントムの組織改編を行いました。彼はKAIST(韓国科学技術院)で電気工学の博士号を取得し、10年以上にわたって分散型システムの研究に取り組んできました。また、Yearn.Financeの創業者であるAndre Cronjes氏から多額の支援を受けています。同氏は2022年3月にファントムを退任しましたが、近年は顧問として復帰しています。
ファントムを支えるのは、ビジネスとテクノロジーの両方において確かなバックグラウンドを持つチームです。ファントムのディレクターはDavid Richardson氏で、CTOはQuan Nguyen博士です。
ファントムの仕組みは?
ラケシス
前述したように、ファントムはDAGを活用したアルゴリズムを基盤とする「ラケシス」という独自のコンセンサスメカニズムを採用しています。DAGのデータ構造は非同期コンセンサスを可能にするため、取引を並行して検証することができ、ネットワークのスケーラビリティを向上させられます。
多くのブロックチェーンとは異なり、ファントムは、稼働に大量のエネルギーを消費するプルーフ・オブ・ワーク(PoW)の仕組みを必要としません。そのため、分散性や安全性を損なうことなく、高速で取引処理をすることが可能です。
ラケシスのプロトコルは、ネットワーク上の個々のノードが独立して取引を確認することを可能にし、それにより、従来のブロックチェーンベースのプラットフォームよりもはるかに高速で取引処理をすることができます。
ラケシスのネットワークの安全性を保つためには、FTMトークンをステーキングしてコンセンサスプロセスに参加する「バリデーター」と呼ばれる人々が必要不可欠です。バリデーターは、ネットワーク上の取引の検証と正当性を確認します。バリデーターが不正行為をしたり、コンセンサスプロセスの妨害を図った場合、そのバリデーターはスラッシュ(トークンの一部を没収)されます。
ステーキングするFTMが多いバリデーターほど、ブロックの検証に選ばれる確率が高くなり、新しく発行されたFTMという形で報酬を得ることができます。
DPoSのステーキングの仕組み
また、ファントムは、デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)と呼ばれる独自のステーキングメカニズムを採用しています。これは、一般的なPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは異なり、トークン保有者が自分のトークンを任意のバリデーターに委託することができる仕組みです。
バリデーターは、委託されたトークンを使ってネットワークにステーキングし、報酬を獲得します。バリデーターになるための十分なFTMを保有していない人でも、自分のトークンを任意のバリデーターに委託することで、コンセンサスプロセスに参加できます。
メインネットのローンチとパートナーシップ
ファントムのメインネットは2020年の第2四半期にローンチされました。ファントムはメインネットの立ち上げと同時に、異なるブロックチェーン間の取引を可能にする相互運用ソリューションOpera House™をローンチしました。
Fantom Foundationは、マイクロソフト、サムスン、国連など、多くの国際機関とパートナーシップを結んでいます。さらに、企業セクターでのイーサリアムの利用促進を目的とした、企業・団体の共同連合「Enterprise Ethereum Alliance(EEA)」にも加盟しています。
ファントム(FTM)の特徴は?
ファントムのコンセンサスプロトコルは、ファントムのためだけに一から構築されたものです。そのためこのプロトコルは、スケーラブルで持続可能なスマートコントラクトプラットフォームを提供する、というファントム独自の目的を達成するのに最適なものとなっています。
FTMの需要は、ファントム上のアプリの需要に左右されます。ファントム上でDAppsを構築する開発者が多いほど、FTMの需要も高まります。ユーザーがトークンをバリデーターに委託する場合にも同じことが言えます。トークンを委託するユーザーが増えれば、FTMの需要も高まります。
FTMの保管方法について
FTMは、MetaMask、MyEtherWallet、Trust Walletといった人気のウォレットなど、ERC20に準拠したトークンに対応するウォレットに保存できます。
FTMの購入方法
FTMは、Bybitなどの業界トップクラスの暗号資産取引所で購入できます。
BybitでのFTMの購入方法
Bybitでは、以下の手順で簡単にFTMを購入できます。
Bybitの現物取引ページへアクセス(ホーム → 取引 → 現物取引)。
ページの左側の画面で取引ペアを選択します。FTMの場合、USDT(FTM/USDT)が選択できます。
注文の種類を選択します。指値注文、成行注文、条件付き注文のいずれかを選択します。
指値注文の場合:
「指値注文」を選択します。
注文価格を入力します。
FTMの購入額を入力します。
「FTMを購入する」をクリックします。
入力情報が正しいことを確認したら、「FTMを購入する」をクリックしてください。
ウェブページの「アクティブ」、またはBybitアプリを使用している場合は「注文」で注文の詳細を確認します。
成行注文の場合:
「成行注文」を選択します。
FTMを購入するために支払うUSDTの額を入力します。
「FTMを購入する」をクリックします。
入力情報が正しいことを確認したら、「FTMを購入する」をクリックしてください。
「約定」から注文の詳細を確認します。
条件付き注文の場合:
「条件付き注文」を選択します。
トリガー価格を入力します。
成行価格または指値価格のどちらかを選択します。
市場価格::注文価格を設定する必要はありません。
指値価格:注文価格を設定する必要があります。
注文の種類:
成行買い:FTMを購入するために支払うUSDTの額を入力します。
指値買い:FTMの購入数を入力します。
「FTMを購入する」をクリックします。
入力情報が正しいことを確認したら、「FTMを購入する」をクリックしてください。
ウェブページの「条件付き注文」、またはBybitアプリの「すべての注文」 → 「現在の注文」より注文の詳細を確認できます。
詳細は、Bybit現物取引ガイドでもご確認いただけます。